のお勧め!

 紅葉の阿蘇南外輪山
 ミヤマキリシマとまいずる草の高岳
 岩かがみの根子岳
登山歴:40年
昭和43年秋 上高地から槍沢を詰めて槍ヶ岳へ 翌日奥穂高まで縦走 そして3日目 白出を下って新穂高 という2泊3日の体験がやみつきになってしまった。

その後穂高を中心に後立山方面を歩き回る。
おもに秋期の山行きですが、比良山系や 伊吹 氷ノ山
木曾御岳などは厳冬期「1月2月」も・・
若い頃はただがむしゃらにピークを求めていたが
最近は景色を眺め写真を撮りおしゃべりしながらののんびり登山に徹しています。
過去に登った主な山 : 槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・前穂高岳・燕岳・大天井岳・西岳
               白馬岳・五竜岳・爺が岳・鹿島槍・太郎岳・雲ノ平・双六・三俣蓮華・乗鞍・
               木曽御岳・富士山・伊吹山・比良山系・六甲山系・氷ノ山・大台ケ原・大峰山・大杉谷
               阿蘇高岳・中岳・烏帽子岳・根子岳・祖母山・俵山・冠が岳・大崩山・九重山系
               仰烏帽子・市房山・宮之浦岳・黒味岳・鞍岳・白鳥山・開聞岳・太郎丸嶽・次郎丸嶽・古処山・・・などなど
ルミナスお勧めの山歩き 阿蘇・九重編
コース 所要時間 レベル ポイント
阿蘇南外輪山 俵山〜地蔵峠従走 4:30 中級者向き マツムシソウ・リンドウなど野草あり
地蔵峠〜冠が岳 3:00 初心者向き 秋にはたまご茸・積雪期は中級者向き
冠が岳積雪期 3:00 中級者向き 経験豊富なリーダーがいれば初心者も可能
俵山〜清水峠 1日 健脚向き 相当距離があるので・・・
里山歩き 気の向くままに 初心者OK 恐ヶ淵  16羅漢 免の石・・・
阿蘇山系 砂千里が浜〜中岳・高岳 4:30 初級者向き ミヤマキリシマの季節が最高
仙酔峡〜中岳・高岳 4:00 初心者向き ミヤマキリシマ・ 仙酔尾根ルートは中級者向き
根子岳東峰 大戸尾根 4:00 初級者向き ミヤマキリシマ イワカガミ 
仙酔尾根から高岳・中岳 5:00 中級向き 尾根筋の風に注意
九重山系 牧ノ戸峠〜九重 4:00 初級者向き ミヤマキリシマ・紅葉 九重山系の入門コース
長者原〜三俣 (すがもり) 4:00 初級者向き 紅葉が見所
猟師山 合頭山 3:00 初心者OK オオヤマレンゲ
平治岳(吉部から北尾根) 6:00 初級者向き ミヤマキリシマ
その他 宮之浦岳(屋久島) 8:00 中級者向き 縄文杉 白谷雲水峡 は初心者も可
仰烏帽子 6:00 中級者向き 福寿草
市房山 5:00 中級者向き 冬季は霧氷が綺麗
鞍岳 3:00 初級者向き 初春にマンサク
太郎丸 次郎丸嶽 3:30 初心者もOK 上天草  松島の海が綺麗に見える

   登山・トレッキング 対象エリア

1.        阿蘇山系 (根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳)
2.       南阿蘇外輪山 (俵山〜南外輪従走・地蔵峠〜冠が岳  冠が岳積雪期
3.        九重山系 (九重・三俣・中岳・平治岳・黒岳・猟師山など・・・)
4.        その他の山域 (祖母・諸塚・五葉・・・・)

        宿泊プラン

1.        阿蘇高岳・ミヤマキリシマ お花見プラン。5月20日〜6月初旬
2.       
九重山系・ミヤマキリシマお花見プラン。5月下旬〜6月中旬
3.        九重山系・紅葉プラン 10月中旬〜11月中旬
4.        南外輪・ススキの俵山 10月下旬〜11中旬
5.        南外輪霧氷を見よう 1月初旬〜2月下旬

 ※ 宿泊料金
  1.        1泊2食 7,665円〜9,450円(朝食
1 夕食1
  2.        2泊3食 10,500円〜12,600円(朝食2 夕食1
  3.        昼食(おにぎり弁当)525
  4.        車の回送サービスは実費頂戴します
  5.        トレッキング 登山の同行(案内)は 応相談

最近の山で想うこと!
昨今、中高年の登山ブームは かげりを見せるどころか ますます盛んである。
と同時に 考えられないような事故も・・・
どうやら 高齢になって山を始めた方たちの中には リーダーにただ付いていくだけ と言った方がいるらしい。
地図を持たず コンパスも使えない。 
あるとき出合った方のお話 「携帯にGPS機能が付いているから」
携帯電波の届かないところではどうなるの?  またGPS機能といっても 現在地が把握できるだけ。
そこからどう進むのだろう?  
またファッション性を求め 機能性を無視した方も見かける。
たぶん山の怖さを認識していないのだと思うが できればその怖さを知らないままでいてほしい。
またリーダーとなる 「経験者」についても 登山計画書や 入山届けなど最低限の準備を怠っているケースもあるようだ。
昔に比べると たとえ事故が起きても 携帯で連絡 ヘリでの救出など 助かる機会は増えているのは事実だが、 
それはかなり条件のよい場合であり 谷筋に入って迷ってしまうと ヘリでは見つけることさえできない。

あらゆる危険を想定し どう行動するかのシュミレーションをして見ることをお勧めする。
いわゆる心構えである。 事故と言うのは想定外 だが 想定内の場合ある程度冷静に行動できる。
また パーティーに一人は 救急の知識を有した人を加えるべきだ。
止血 添え木 テーピング 人工呼吸 これだけでもかなり役立つはず。
山歩きをするには フィルドだけでなく 事前の座学も大切な要素である。
コース説明や 緊急避難路の確保 緊急時の連絡やサポート体制など 基本的な準備をしてから現場に向かうようにしてほしいものだ。
各地の山岳会などに所属していれば 当然のことなのだが  昨今の登山者は自分の身を守る意識が低いようだ。

よく学校の先生が引率したグループに出会うが 生徒たちの体力を把握できていないし
体調に合わせた歩き方の指導がなされていないケースが多々あるようだ。

安全で楽しい山歩きのための 準備を怠りなく!!

山に入るときは 登山計画書(入山届書に行程予定表をつけて)を届け出ましょう! 
下記の装備リストは 行き先や目的によって必要なものを付け加えてください。
書類作成 提出は 面倒かもしれませんが 万が一の場合 救助の参考になります
提出書類や装備の準備の参考にしてください 但し岩登り 沢歩き 厳冬期の雪山は別途装備が必要です

トレッキング・ハイキング・登山装備チェックリスト 
項目 チェック 日帰り登山 小屋泊り登山 ハイキング 備考
ウェアー 長袖シャツ 通気性考慮
Tシャツ 撥水 保温
ロングパンツ 伸縮性のあるものが便利
下着 ジップロックなど防水袋に
防寒具 フリース ヤッケ セーターなど 天候をを考慮
レインウェアー 上下セパレートが便利 ゴアテックスなど
ソックス 厚手のものが使いやすい
手袋 軍手でもOK
帽子 .
着替え 雨に濡れた時や車中用
.
登山用具 登山靴 履きなれた山用の靴 トレッキングシューズなど
ストック バランスのよいもの2本セット あれば便利
スパッツ 積雪 降雨時 必携
ザック 25〜30 35リットル〜 20リットル〜 25〜40リットル程度
ザックカバー 雨濡れ防止
ヘッドランプ LED軽量が良い 予備電池
地図 25000分の一
コンパス シルバーなど
ガイドブック 該当地のもの
アイゼン 積雪時必携 積雪時必携 積雪時必携 8〜12本爪
スノーシュー 積雪時必携 積雪時必携 積雪時必携 わかんもOK
ピッケル 積雪時必携 積雪時必携 積雪時必携 氷壁はアイスパイルも
ツエルト 軽量のものでOK
.
その他 雨傘 アプローチに便利
ナイフ .
タオル .
防水袋 ジップロックなど
ティシュペーパー .
ゴミ袋 .
時計・携帯電話 あったほうが便利
カメラ 小型コンパクト 
筆記具 .
救急薬品セット .
健康保険証 .
細引き  6mm×10m
食料 水筒(水用) .
ポット(お湯用) .
食料 .
コッフェル 目的によって・・
コンロ
燃料
ライター .
非常食 行き先のもよるが最低1日分は必要
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登山計画書&入山届書
                                                     提出日:       年   月   日
 提出先                                 御中
 所属団体名: 緊急連絡先:
 所在地: 住 所:
 リーダー氏名: 氏 名:
電 話 昼 間 電 話 昼 間
夜 間 夜 間
携 帯 携 帯
 現地連絡先 救援体制 急援体制   (  )有り   (  )無し 
 宿泊 (  )日帰り   (  )テント泊   (  )山小屋泊   (  )山小屋とテント
 登山形態 (  )往復同コース   (  )クライミング   (  )縦走   (  )散策
(  )その他   
 目 的 地(山域・山名)
参加者 氏 名 年齢 性別 血液型 緊急連絡先 電話 or 住所
1. . . . .
2. . . . .
3. . . . .
4. . . . .
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6. . . . .
7. . . . .
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10. . . . .
11. . . . .
12. . . . .

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行程予定       年   月  日  記録者名
チェックポイント 距 離 到 着 出 発 所要時間 休憩 備  考
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行動予定図  非常時のエスケープルート
1
 装 備: (  )テント  (  )ツエルト  (  )無線  周波数=      モード=    
 持参食料:  一人当たり       食分
 非常食料:  一人当たり       食分  燃 料: 固形=    液体=    ガス=
 連絡事項:
1


  屋久島の山から 登山客の糞尿を運び出しているスタッフの皆様心より感謝いたします。
  

屋久島従走淀川登山口〜淀川小屋(泊)〜花之江河〜宮之浦岳〜新高塚小屋〜縄文杉〜荒川登山口
2010年4月17日〜20日
屋久島写真
4月17日
早朝阿蘇を立ち 鹿児島港へ向う  天気は良さそう
九州自動車道土曜日なので料金は1000円だ 車中で朝食を済ませ  10:40発のトッピーに乗船する
振り返ると なんと桜島が噴煙を上げ始めた。
錦港湾を南下 右手に開聞岳が見える。 薩摩富士と呼ばれるとおり 富士山の姿と良く似ている。
今日は車の運転はないので 早速ビールを・・・  錦港湾を出るとうねりが大きくなる。
居眠りをしているといつの間にか種子島についていた。 そこから40分安房港で下船。
トッピー往復11,600円
13:00少し過ぎ 昼食を摂り 夕食を仕入れて 徒歩で観光協会へ向う。
同行者が保険の手続き  私は入山届けを提出しコースの情報を仕入れる。
タクシーで 淀川に向う「5750円」途中起源杉に立ち寄ってもらった。
15:30入山 16:20淀川小屋に到着  同宿は11名だった。
私たち4名は まずシートを広げて寝る場所を確保し 夕食の準備にかかる と言ってもクッカーでお湯を沸かすだけ
安房で買ったすし スープとコーヒーの夕食だ。
明日は早立ち と言っても夜が明けてからなのだが・・・ 早めに(18:30)シュラフに潜り込む。
夜中に何度かめが覚めた 寒さのせいだ(私のシュラフは女房殿が使っている 私は羽の服とシュラフカバー)足元から冷えてきた。
途中フリースの上着を足元に押し込み寒さをしのいだ 気温は多分5^6度くらいだったと思う。
4月18日 快晴
4:00 早立ちの人が食事を始めているらしい 物音で目覚めた。
4:30私も起き出して お湯を沸かす そして荷物の整理をし仲間を起こす。
他の3名は小屋泊まりの山行きは初めてなので・・・眠れなかったようだ。
スープとパン コーヒー  軽めの朝食を摂り パッキンをして6:20花之江河に向けて歩き始めた。
15分ほどで一人遅れだす。 体調が悪いようだ。「花之江河で引き返す??」様子を見ながらペースを落とす。
ザックは11k程度なのだがかなりきつそう 空荷になると何とか歩けそうなので 暫くザックを取ることにした。
その後 荷物のピストンも交えながら 何とか花之江河に着いた(8:30)2頭の鹿が出迎えてくれる。
少し遅れてはいるが ここで休憩を取り 荷物を9kgに減らし ペースを落としながら 歩を進めた。
「黒味別れ」予定ではここから黒味岳往復も考えていたのだが 体調を崩し予定より遅れが生じているので
宮之浦岳を目指す。 
11:10 昼食 少し長めの休憩をとる。 (もち入りのラーメン) 水環境を保つために クッカー 食器はペーパーで拭き取る。
あちこちに大きな奇岩が見えてくる。 まるでモアイ像のようだ  感動の連続・・・ 宮之浦岳まで約30分の地点で 美味しそうな水が流れている。
一口飲んで 顔を洗うと また元気が涌く。
宮之浦山頂近くまで来たとき 快晴の空だったが西の方からガスが動き始めた。 明日は雨が来るかも?  
13:30 やっと宮之浦岳山頂に到達した。 360度の絶景!!  永田岳が目の前に  だがここに立ち寄るゆとりはない。
今日の目的地 「新高塚小屋」まで3時間30分は見ておかないといけないからだ。
しかし 宮之浦岳の休憩で 少し体調も良くなったらしく 写真を撮ったり コーヒーを飲んだり(何とか小屋まで)
30分ほど滞在し 宮之浦岳を降る。 左手の永田岳は次回に廻すことに。
ほとんど下りだがなかなかピッチが上がらない。 平石で小休止 第二展望台を過ぎる頃
いよいよ雲行きが怪しくなる。 笹の斜面で 鹿が新芽を食んでいた。
石楠花の群生 まだ蕾だったが 5月には満開になりそう!
急斜面には木製の階段が整備されている。 山を歩く面白さは半減するがよく手入れされているのに感心した。
5:20 新高塚小屋到着 予定より2時間半遅れである。 しかし無事到着できて何よりだ。
少し遅れたため 2階しか空いていない。  今夜の同宿は20名ほどか?
ザックを下ろし まずは水を確保し シートを広げて寝る場所を確保する。
今夜は私が食事当番 アルファー米 に カレー わかめの酢の物 山小屋での夕食にしては豪華なものだ。
昨夜の淀川は寒かった。 
明日の縄文杉をイメージしながら 19:00シュラフに潜り込む  今夜は少し気温が高そう と言っても外気は4度
吐く息が白かった。  
4月19日 小雨
3:30 早立ちの人が準備する音で目覚める。 
外は予想通り雨の音 昨日の予測は当たっていた。
 私たちは 夜が明けてからの行動なので 4:00起床 食事の準備に取り掛かる
同行の3名はまだ夢の中 と思っていたら どうやら馴れない山小屋で熟睡できていなかったらしい。
4:30朝食  荷物をまとめ 出発したのは6:50  予定より50分遅れである。
山に慣れない人がいるのでこれは織り込み済み・・・
雨具を装着し 縄文杉へ。。。
高塚小屋で小休止 約5分で縄文杉に到着。
雨は上がっている 撮影中一筋の光が射して来た。
気のせいか?? 縄文杉が輝いる。
誰もいない静寂の縄文杉は神々しく見えた。
30分ほど滞在し 大株歩道にむけて下山開始!
大王杉  夫婦杉 を過ぎる頃 急な木製階段を喘ぎながら ガイドを先頭にいくつものグループが登ってくる。
道を譲り合いながら下山する。 ウィルソン株は リタイヤ組みの休憩所に使われていた。
まもなく 軌道に降り立つが 予定の辻峠から 白谷雲水峡は ちょっと体力的に無理があると判断し
荒川登山口に変更する。  軌道には鹿が何度も顔を出す。
小杉谷の集落跡で 遅めの昼食 雨をよける所があってよかった。
橋を渡って 少し降ると 軌道崩落のため迂回路になっていた。
もちろん事前に情報を得てはいたが 予想より大きな迂回だった。
これなら 辻峠の可能だったかもと思うほどだった。
回復の見通しが立っていない  連休のトイレが心配かも?
疲労した身体には長い長い軌道だったが 無事荒川登山口にたどり着く。
運よく数分でバスに乗れた。  屋久杉記念館まで乗り そこからタクシーで宮之浦へ・・・・
夕方 予約の民宿にチェックイン  入浴後 夕食に出かける。
とびうおの刺身がなかったのは残念だったが 首折れさば イカ  とびうおの塩焼きなどなど
結構美味しくいただけた。 生ビールが身体に染み渡る感触がなんともいえない・・
無事下山した安堵からか いつの間にかジョッキ3つが空になっていた。
8:30人宿に帰り 9:30には就寝  私は何故か目が冴えていた。
今回の 行程を振り返りながら 同行のメンバーには少々きついコースであった反省と
黒味岳 永田岳 愛子岳 白谷雲水峡など次回のコースが眼に浮かべていた。
いつの間にか眠ったらしい 目覚めた時は7時を回っていた。
4月20日 曇り時々晴れ
9時にレンタカーを予約していたので パッキンをし 精算を済ませて外にでた。
今日は16:20のトッピーまでフリータイムだ。
屋久島を一周することに
ガジュマル公園  灯台 大川の滝  フルーツ園 海岸の温泉に入り 梶野間で昼食とお土産を物色
枕石海岸を見て 宮之浦港へ戻った。
トッピーは 種子島 指宿経由で 19時過ぎに予定通り鹿児島に到着。
桜島で夕食を撮り帰宅したのは22時を回っていた。

次回は単独で・・・・ 今回残した山を巡りたい。


 

地蔵峠〜冠が岳

地蔵峠付近の霧氷 1 地蔵峠付近の霧氷 2 冠が岳へ向う途中 積雪20数cm 冠が岳山頂

2010年1月 待望の寒波到来  16日グリンロード西原側から入る 鉄塔手前から 路面は真っ白だが凍結はしていない
スタッドレスが快適に雪面を捉えている。  久しぶりの雪道!! 快適に走っていると 両サイドの木々に霧氷がびっしりと着いていた。
冠が岳登山道の下に駐車し スパッツをつけて 写真を撮ってから歩き始める。
誰も入山していない。 真っ白な雪面を独り占めしながら気分よく歩く 天気は良いが気温は低い しかし風がないので比較敵暖かく感じる。
少し下りになった頃から ウサギの足跡が続く  景色を眺め 頻繁にシャッターを切りながら 冠が岳分岐まで約1時間。
そこから左折して 暫く行くと 予想通り 熊笹に雪が付き 通路を塞いでいる。
積雪は少ないが ラッセルと同じ状況が述べ数百メートル  やがて 最後の登りを向かえ 山頂に着いたのは1時間30分後だった。
この日は アイゼンは必要なかったが 場合によっては軽アイゼンを持参したほうが安心かも?
山中より 道路(車道)に注意が必要だ!!

宙に浮く岩「免の石」

登山道入り口(有刺鉄線あり) ここから200mの看板
枯れた沢は大きな岩がごろごろ 金属製の階段あり 東側のパノラマ 阿蘇のやまなみ
コースガイド
宙に浮く奇岩「免の石」は阿蘇南外輪山の中腹にある。
県道28 「久木野(柿野)」から外輪山側へ600m でペンション・ルミナスに着く
ここに駐車して 歩くもよし また時間の無い方は 1キロ先を左折し数百メートルで登山口だ。
入り口は有刺鉄線が張られているが 右側に通路がある。 
ここに駐車する場合 路上になるので少し先のスペースに止めるとよい。 
登山道の入り口は コンクリート舗装の林道だ。 数分で 舗装がなくなる  左側が崩落している部分があるので要注意!!
約10分ほどで 「ここから200メートル」の看板があるが この距離は正しくないと思う!
そこから 沢を登るが普段は流水は無い  処どころ湧き水がある程度だが 降雨時は要注意である。
また コースを外れると 浮石があるので気をつけること。
沢を塞ぐような大岩の手前を左に進むと少し急坂になるが 直ぐに金属製の階段が見える。
その手前には ロープのついた階段状の急坂がある。
階段を上り詰めると 目的地「免の石の洞窟」である。 
ここまで20〜25分ほどの行程だが 体力や技術によってかなり差の出るコースかも?

階段下を左に回りこみながら少し登ると 北東側に 阿蘇の山々が見える。「左から 杵島 夜峰 烏帽子 御竈と続く山並みだ」

しばし眺望を楽しんで 下山は 来たルートを引き返すと良い。

注意:  南阿蘇村では登山ガイド(2000円)を準備しているようだが そのためかこのルート 入山届けを出す所が見当たらない。
      2010年11月13日 登山口にゲートができていた。
      ガイドなしの入山禁止ということなのかな?
      私有地? 牧野組合管理地? 
      個人 団体の管理地ならば 入らないほうが良いだろう!

コースは 1時間足らずの短距離だが 足元は大きな岩がごろごろ また浮石もあるので登山靴などの装備は整えてください。

※ ロープが張られているところがあるが 2009-9-2現在 ロープに傷があるのであまり宛にしないほうがよいでしょう!
※ 多人数で登る場合 スリップ 落石に気をつけてください。
※ ロープの張られているところや 階段は間隔をあけて注意しながら歩くこと。
※ 階段から上の 最上部の洞窟内はそれほど広くありません。 団体の場合は数人づつ交代で立ち入ることをお勧めします。

文責: ペンション・ルミナス  山本峰夫(2009-9-2記載)2010-11-13追記

地蔵峠〜冠が岳

登山口(地蔵峠へ) たまご茸 たまご茸2 たまご茸3 冠から俵山方面を望む

2008-9-5 阿蘇南外輪山 地蔵峠〜冠が岳
西原村からグリーンロードを東進し 地蔵峠のパーキングに停める。
ここは 比較的起伏の少ない なだらかな山歩きである。
山歩き入門には丁度よいかも?
階段状の急登約5分で地蔵峠にでる。 阿蘇の山々 南西には大矢野原が広がる景勝地である。
足元にはマツムシソウが群生している。俵山方面になだらかな散策路を15分ほど歩くと 一度グリンロードに出るので
そこを渡り反対側の山に入る。 暫く行くと バイク止めの策がある。 こんなところを走る人がいるとは驚きだ!!
樹林帯を少し歩くと 左手に 鮮やかな色が目に入った。 真っ赤なきのこ 紅天狗茸? と思い写真だけ撮る。
なんとこれは 食用として貴重な「たまご茸」 帰宅後ネット検索して知った。
九州自然遊歩道 を歩きながら 冠が茸分岐に到着。
そこから左に進路を取り 少し進むと右手に俵山方面への従走路が見える。
やがて 熊笹に覆われていく手がふさがるが 藪こきしながら進むと冠が茸の標識がある。
少し先に進むと大きな岩があるのでそこに登ると 吉無多方面 大矢岳方面が一望できる。
往復3時間あまりのハイキングコースだが 天気の悪い時は要注意 霧に巻かれると方向がわからなくなることも・・
優しいコースでも 地図とコンパスは必携です。


根子岳東峰大戸尾根ルート

登山口ルートマップ 天狗岩 いわかがみ ミヤマキリシマ

2008-5-27 根子岳東峰大戸尾根ルート
この日は やけに湿度が高く 蒸し暑つかった!
11:00ごろから牧野道に踏み込むと おきな草の綿毛が目に入る。
日が射してとにかく暑い 早く樹林の尾根に取り付かないと体力が持たない。
写真もそこそこに牧野の出口をくぐり 樹林帯へ入る。
大戸尾根は ほとんど休む間もない登りばかり 木陰は嬉しいがほとんど眺望はない。
時折振り返ると 牧野の入り口に車が2台止まっていた。 らくだ山 南外輪が見えている。
蒸し暑さと急登にあえぎながら左手に地獄谷のがれ場が見えるころ ミヤマキリシマが目を楽しませてくれる。
樹林が過ぎ 山頂近くになると陽射しがきつくなる。 低木帯をすすみ右手からの前原ルートに合流すると山頂は目前だ。
山頂から少しは小石ルート方向の岩陰で昼食  おにぎりを食べながら お湯を沸かし コーヒータイムでホット一息。
荷物を置いたまま 天狗岩方面へ足を伸ばすと 岩陰にひっそりと咲くイワカガミにで合った。
ミヤマキリシマをはじめイワカガミなどの花を楽しみながらしばし散策。
大戸尾根を引き返し下山するが 足元が滑りやすいので注意が必要だ。


砂千里浜から 中岳・高岳

砂千里浜から旧火口壁 ミヤマキリシマ蕾   虫被害大 開花は僅か

2007-6-1  明日からの天気を考えて 急遽高岳へ・・・
午後半日の単独行  阿蘇中岳の駐車場に車を置き 遊歩道を通って砂千里へ
ここで入山届けを記入して歩き始める。 気温は17℃だけど 体感温度はもう少し低くく
快適に歩き出す。
20代の頃は良く単独で北アルプスを歩き回ったが、最近は写真を撮りながら高齢者の案内をするためいつもパーティーを組んでいる。 久しぶりに単独のせいか 気付いたら直登で高度を稼いでいる。  最近はカメラ片手に道標に沿って歩いているのだが昔の癖が出ているのかも?
ガレ場を登り始めたとき 上のほうに人影が続いているのに気付いた。
熊本の高校生たち「高校総体のメンバーと言う事でした」 そのわりには山のルールが判っていないのか? それとも・・・・・。
異音を聴いた とっさに 左に寄った。 落石が見の前で停まった。
下山中の一人が浮石を踏んだらしい。 傍に教師が青ざめた顔で立っていた。
「ラーック(落石に意味)」 の声を聴いた時はすでに石は止まっていた。
山を志す高校生にしては声が小さい。 これでは高校総体にでても上位は望めまい。
引率の教師らしき方が最後尾で私に声をかけられ10分ほど立ち話。 その後 先を急ぐわけでもないのに また 無意識の内に最短ルートを探している自分にあきれる。  中岳から 高岳に向う途中で今度は中学生らしき一団に追いついた。
一人の女子生徒が かなりへばっていた。 しかし引率の教師も他の生徒たちも 彼女の先を行き距離が開くと立ち止まって「頑張れ」と声をかけている。 彼女は焦って何とか追いつこうと急ぎ始めるがもう動ける状況ではなかった。 このグループもまた山の歩き方を知らない教師が引率しているようだ。 私は教師に近づき 彼女の歩き方を説明した「足の裏をフラットに 歩幅をもう少し小さく ゆっくり歩くようにと」 彼女は休憩と急ぐのを繰り返していたため 脈拍があがりすぎて呼吸を乱していたのです。
シニアの登山者にも50名くらいは会ったと思う。 異色だったのは「多分オーストラリアの方」の単独行だった。 高岳をくだり東峰を過ぎたところで 少し話したが なかなか言葉が通じない。
しかし ミヤマキリシマ とか マイヅル草などはわかったようだ。
※ 今回の目的 ミヤマキリシマは悲惨な物だった。 花芽の食害は想像以上で今年は2〜3年の低木に少し蕾と花がある程度・・・残念!
ただあと4〜5日すれば少しは開花するかもしれない。

しかし最近山の基本を知らない登山者(ハイカー)が増えている。
これでは事故が起きないほうが不思議である。
往復4時間の登山を終え 入山時に記帳したページに 下山完了と記入した。
※ 10年ほど前から痛めていた左ひざ 何の違和感もなく一安心だ。
これでこの秋当たりからまた歩く事ができそうだ・・・・。阿蘇の仙人

【南阿蘇を歩こう】

リストマーク ススキの俵山
ススキの俵山往復約4時間!!
ススキの波に覆われる秋の俵山は遠くから眺めるのもいけれど、1歩ススキの原に分け入ってみるとそこは野草天国。
足元にひっそりと咲く 梅鉢草 群生するま つむし草
俵山展望所に車を置き急坂をあえぎながら15分、ふと振り返ると、阿蘇の山がそびえている。

企画:ルミナス1泊3食温泉券つき2名様19,800円(税込み20,790円)
    (ガイド料込み)(平日5%引き)
日程: ご相談ください。


リストマーク 紅葉の南外輪山
俵山峠・・・俵山・・・護王峠・・・冠が岳往復・・・地蔵峠 6時間!!
前半は俵山と同じ 俵山から護王峠に下る途中は足元の野草たちが目を楽しませてくれる。起伏が激しいがペースを考えれば心配ない。
護王峠を過ぎる頃から地蔵峠の紅葉が素晴らしい。
縦走になるが登山口下山口までの車はルミナスが手配します。
秋の野草と紅葉と2重の楽しみ!そして汗を流した後は温泉をたっぷり楽しんでください。

企画:ルミナス2泊5食温泉券つき2名様36,800円「税込み38,640円)
    (・ガイド料込み)
日程:ご希望の日がありましたらご相談ください。
    

ライン
リンドウ 俵山から阿蘇 俵山 梅鉢草

リストマーク積雪期の南外輪山
1、俵山峠から俵山往復  約3時間 初級者向きですが、積雪期は足元が滑りやすく思わぬ時間を要することがあります。
                 
ルートは夏道と同じ。優しいコースですが、装備は十分準備してください。
                 
2、俵山から護王峠・冠が岳・地蔵峠・大矢岳・大矢野岳を経て駒返峠・高千穂野・清水峠
                 1日で歩くのは無理が生じます。地蔵峠までとその続き2日に分けると良いでしょう。

3、地蔵峠から冠が岳往復  約4時間 初級者向きですが、途中車道を横断しますので注意が必要!
                 いくら簡単なルートでも準備は怠らないように!
凍結・地蔵峠附近 地蔵峠から冠が岳に向かう 樹氷のトンネル 霧氷 阿蘇五岳を遠望
@上の写真のように、路面は凍結していることが多いので、タイヤチェーンは必携。
@急斜面もありますので、アイゼンの準備が必要な時もあります。
@風が吹くと一気に体感気温が下がります。 好天に恵まれるとは限りません。 
@十分注意をしながら、別世界を楽しんでください。
登山口・下山口の異なる時に車の移動は相談に応じます。(下山口まで同行し登山口までお送りいたします)
@お問い合わせ ルートガイドは ルミナス・山本まで  0967−67−1767 

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